――今年は特に“豪華!”“スーパーG2”とか言われていますが、どうも“伸びしろ”や“華々しさ”によって加飾され過ぎているような......。
中距離の指数パフォーマンスとしては、どの人気馬たちも正直そこまでではないんですけどね~。
目次
札幌記念含む、本日の札幌競馬調教注目馬はこちら
北九州記念2019 予想はこちら
スポンサーリンク
札幌記念019 レース概要
札幌記念 G2
2019年8月18日 2回札幌2日目
発走時間:15:45
札幌 芝右2000m
サラ系 3歳以上 オープン
2018年優勝 サングレーザー 牡4 2:01.1 福永祐一
札幌記念 2019 枠順
札幌記念2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※平坦戦主流のレースで、たまに瞬発戦といった感じ
該当馬➡➡➡平坦戦適性でみれば、クルーガー、サングレーザー、クロコスミア、ナイトオブナイツ、サクラアンプルール、ペルシアンナイトあたりが上位
※1600m〜1800m勝ち星を持ち、かつ2000m好走数の多い馬が中心のレース
該当馬➡➡➡エイシンティンクル、クルーガー、ゴーフォザサミット、サクラアンプルール、サングレーザー、ブラストワンピース、ペルシアンナイト、ワグネリアン(フィエールマンは2000m初)
※母父ND系の好走がほとんどの年でみられる
該当馬➡➡➡エイシンティンクル、ゴーフォザサミット、サングレーザー、フィエールマン、ロードヴァンドール
といった感じ。
スポンサーリンク
レース傾向分析 考察&まとめ
ラップ的にはコース傾向同様に平坦戦となりやすく、一方で消耗戦にはあまりならないG2。
近2年もいずれも平坦戦で、18年は稍重で行われディープワンツー、17年は少頭数(13頭立て)で前後半1000mで-1.0秒となるなか、一団で直線を迎え、外を差してきた馬のワンツー決着、また前日土曜からの傾向を汲みキンカメ産駒ワンツースリー決着で大荒れとなっている。
関連して、血統面では母父ND系の好走が目立っている。
近10年ほとんどの年で好走馬を輩出、複勝率・複回値的には頭1つ抜けているといってもいい存在。
また、2000mドンと来いというタイプよりは、マイル~1800mでの勝ち鞍もありというタイプが良く、軸馬はこの条件を満たさない馬はまず向かない印象。
少し短距離で好走をしつつ2000mでも既に高い好走率を誇る馬でないと厳しいというのが、良馬場のこのレースの好走馬像となっている。
スポンサーリンク
予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ
◎クルーガー
海外のレースは正直別ものではあるが、結論として「あのウィンクスに迫った実力はホンモノだった!」というオチに賭けたい(ウィンクスの箔も復活!、なんてね)。
その海外遠征ではオーストラリアの重、稍重での善戦で、台風の雨はもう少し残って欲しかったところというのが、正直なところだが狙う。
この馬の狙い時は休み明けという印象が強く、1勝クラス勝利時、富士Sや京都金杯好走時などの実績がある。確か、体質が弱くて使ったらすぐ休み使ったらすぐ休みを繰り返してきていた馬のはずで、その意味で仕上げも含め初戦からマックスというのも成績に表れているのだろう。
どうしても休み明けが多くなるこの札幌記念では、そのあたりもこの馬のポイントとして挙げたい。
もちろん、洋芝実績があり平坦戦ジャストフィット、にも関わらず舞台適性面でバレていない感があるという点も本命指名の大きな理由。
「ここから海外へ!」とか壮行戦みたいに言われるレースだが、案外それら馬たちよりも前にいる穴馬は、海外で実績を積んで帰ってきたこちらだったりして!?
◯ペルシアンナイト
大阪杯の時などがそうだったように、少しでも渋ると下を気にして走りに集中出来ない。
その点、台風で危ぶまれた馬場悪化もほとんどなく、パンパンの良並みにまで回復した点はプラス。
この馬の初ブリンカーというのも楽しみ。
あとは、M.デムーロだけ。
▲フィエールマン
休み明けということを考えると、前走天皇賞(春)を除いた場合に中距離での指数的にはまだG1級パフォーマンスというのはないということを考えると、いくらルメール騎手でも個人的には単勝3倍欲しい、その一点だけ。
確かに、中距離でG1級を披露するはずだった(?)AJCCが中間熱発明けだったので、その点を加味すれば2回に1回勝つ馬と判断してもいいのかもしれないが……。
☆サングレーザー
1800m以下実績のある2000mもこなす馬というポイントに加え、母父ND系。
大阪杯などのように、緩いペースになると苦しいタイプなので、ロードヴァンドール以下先行勢がある程度強気に引っ張ってくれるレースが理想となる。
当初台風によるまとまった雨による渋化を想定し本命視しようと思っていた1頭だが、良での真っ向勝負ではやや厳しい印象もあって下げた。
それでも、札幌3戦3勝の相性の良さでカバーしてしまう怖さはある(クイーンSのカリビアンゴールドのように)。
もしかしたら、(洋芝の)稍重だったから去年はあの程度のレベルでの辛勝だが、良なら昨年の比じゃないパフォーマンスを出せる、という“真逆”パターン発動への淡い期待もある。
△ブラストワンピースは小回り、良で、最内枠で、不器用なタイプだけに消しといきたいところだが、この鞍上強化には警戒が必要。
クロコスミアは、とにかく前走高速マイルG1での好走があっぱれで、それまでの後傾京都2200mベストという印象から逸脱したレースぶりに非常に不気味さを感じるところなのだが、休み明けでここはポカに賭けたい。
昨年のここもそうだったように、休み明けではほとんど走っておらず(3歳時ローズSくらいか)、狙い頃はまたコケてコケてコケ続けて12番人気あたりで出てくるシーンだろう。
(中間も含め)調教はすんご~く良くて、最終的に単勝8~9番人気、19倍!とかなら攻めたかったが、欲張りオジサンは今回はシロ(旗)コスミアである。
ワグネリアンは、いくら前走が凡戦とはいえ、この馬は半年ぶりぶっつけでのものであり、今回のメンバーに入ればそれでもG1指数は優位に映るのだが、当時の少し緩くタフな特殊馬場を内枠からインを通って伸びたところからのこの条件替わり(「外枠」「高速札幌」)で割り引いた。
そもそもこの馬の実力に関しては、個人的に半信半疑で。
PR
今なら無料登録で500ポイントプレゼント中!
競馬予想を更に充実させるための予想情報や予想ツールが満載の『競馬最強の法則WEB』
人気予想家の推奨買い目や、「馬王Z」、「RB☆STRIKE!」など、ユーザーが独自に設定した条件に一致する馬券を 自動的に購入することができる、人気の自動投票ソフトも揃っています。また南関東競馬など地方競馬予想も充実!
重賞中間ノートはこちら
その他今週のレースはこちら
競走馬データ
スポンサーリンク